2016年11月25日金曜日

こんにちは.

EPPキットですが憧れだった震電を作りました.

なかなかいい感じの出来です(なぜかパイロットがレーサーですが...).





飛行してみた感じではエレベータの効きが良くないように感じました.

なので魔改造してしまいました.

かなり雑な改造ですが舵の効きはかなり改善されました.

今後はこの機体を元にして,1から自作したいと思っています.

2016年11月23日水曜日

プロペラ戦国時代 -New Era and New Props-



 マルチコプターが登場し,ラジコン業界は一昔前と比べるとだいぶ人口と活気が増してきました.

今回はプロペラの話です.

 いわゆるドローンレースが海外を中心として広まったことでもともとある技術の組み合わせだった

マルチコプターも,モーター,ESCといった部品が規格化されてその性能が比較できるようになると

様々なメーカーが参入して競争が激しくなってきました.ESCのプロトコルの発展が最も著しい

とこではありますが,それはまた今度.最近になって増えてきたユニークなプロペラについてです.

 プロペラは自動車のタイヤのようなもので特にレースでは消耗品,そして,FPVで飛ばした際の

違いが最も顕著なパーツでもあります.飛行機のRCではプロペラを作る会社は数えるほどでした.

マルチではもともとモーター,ESCを作っていた会社も独自のペラを投入するようになり,飛行機の

ときよりも個性的な形状のものが増えてきました.

 プロペラの規格はその直径とピッチ,枚数といった部分でその負荷やスピードなどを参考にして

いました.会社が少なければ形状も似たようなものでそれも問題なかったのです...

 上の写真の通り,今やマルチのペラはレースで最も多く使われている5インチの同じ径といえど

一様には比べることが出来ません.そんなペラたちを少し紹介したいと思います.


  •  ブルノーズ (左下 DYS5045x3)
昔の飛行機に高速性のために翼端を切り落としたものがありましたがあんな感じです.5インチ

ではありますが,翼端が残っていれば6インチのペラになります.一回り小さいサイズで一回り

大きいパワーを得るためのペラで,その負荷も一回り上のペラに匹敵します.

比較的初期から主流のペラで今のペラは基本的に皆ブルノーズの考え方や翼面積を基準にして

作られているように見えます.
  • 先割れ(右下 HQProp DPS5x4x3)
もともとマルチのペラの大手HQ Propのペラ.ただのブルノーズではなく翼端がよく見ると2つに

分かれています.触ってみると素材もまたユニークで普通のプラスチックよりも柔らかめな弾性

素材で出来ています.翼端の処理はよくわかりませんが,弾性のせいかスロットルの反応が穏や

かで独特の味があります.
  • 有機的(右上 DAL Cyclone T5045)
DALもIndestructibleこと割れないペラで有名なメーカーです.このペラは翼端が極端に細く,そして

薄く出来ていて翼端渦を抑えるような努力が見えます.実際に回してみても音は小さく聞こえます.

素材はDAL伝統の折れど,曲がれど,割れない頑丈な作りで翼端は薄いものの翼根は相変わら

ずの強度です.楕円分布と翼端のおかげなのか3枚羽のペラとしては効率が良い方で私の

お気に入りでもあります.

  • ウィングレット(左上 Racekraft 5051)
Racekraftはハワイで行われたレースのチャンピオンが使ったことで一躍有名になったメーカー.

誰の目で見てもユニーク,攻撃的なくらいのピッチと翼端のこだわりウィングレットが特徴です.

その性能は圧倒的な負荷とこのサイズのペラで最大級の推力.機体にカメラなどのおもりを

載せてちょうどよく感じてしまうほどにパワフルなフィールです.これから現れるペラにも影響は

小さくないはずです.


 元々が制御や電気を中心として発展してきたマルチですが,ここにきて空力的な分野でも様々な

アプローチで可能性が見えてきました.マルチコプターをやるといろいろな分野の勉強になります.

理系の学生さんはチャレンジしてみてはいかが.

2016年11月21日月曜日

初めての機体



初投稿の一年IHRです.下の写真は自分で初めて設計した機体です.




主翼を前進翼にしたらよく飛ぶのではないかという発想で設計しました.また,ちょっと後退角がついていたらかっこいいような気がしたので後退角がついています.飛ばすまでは,デザイン重視で設計したので正直飛ぶといいなぐらいの感じだったのですが,実際飛ばしてみると思った以上によく飛んで驚きました.今後は,この機体に更にカナード翼やエルロンを付け足したりといろいろなことをして飛び方がどう変化するか比べてみたいと思っています.


2016年11月16日水曜日

私は,如何にして飛行機を愛するようになったか.

 季節は,だいぶ冬らしくなって参りました.気候と気圧の影響で体調が芳しくない投稿者であります.
 
 さて,今日は私が飛行機を好きになった経緯についてお話したいと思います.私は,父の影響で,昔から怪獣映画ばかりを見て参りました.某亀怪獣の映画などは,何度も何度も見返したものです.そこで印象的だったのは,大怪獣に勇敢に挑んで行く自衛隊の姿です.飛行機の名前も知らない幼少期から,航空自衛隊のF104は,その印象的な形からも好きな飛行機の一つでありました.F104を好きになった理由には,航空自衛隊浜松基地の広報館の存在もあります.自家が浜松ということもあり,休日には,父と一緒に浜松広報館に足繁く通いました.そこに,いつもテレビの中に写っていたF104を見つけた時は,本当に感動しました.


 また,浜松広報館では,なんと展示中の飛行機に乗ることができるんです!
F104を始め,F1やF86Fのコクピットに乗ることができ,実際に操縦桿を握ることが出来ます.F104の操縦桿を握った時から.私はこの美しい飛行機の虜になりました… 
こうして,私は飛行機大好き人間になったのです.

 読者の皆様も,浜松に訪れた時は是非是非浜松広報館に行ってみてください!
テレビや映画で見た勇姿を間近で見れる,夢のような空間があなたのことを待っていることでしょう.
 それでは,ここで失礼いたします.それでは皆様御機嫌よう!

2016年11月15日火曜日

国際航空宇宙展に行ってきました

少し旬を過ぎてしまったかもしれませんが,国際航空宇宙展に行ってきたことについて書きます.

航空宇宙展では航空機のブースを中心に見て回りましたが,飛行機に携わる非常に多くの企業が展示を行っていました.

会場にも国内外からたくさんの人が見に来ているようで,一般公開日ではないのにとても賑やかな様子でした.そのためあまりいい写真がありませんがご容赦ください.


大型の機体模型がたくさん展示してあったので,実機のことはあまり詳しくなくても楽しめました.説明の資料も充実していて良いお土産になりました.
写真は新明和工業ブースのUS-2と,スバル(富士重工)ブースのUH-Xです.


こちらは川崎重工ブースのBK117 D-2です.エアバスとの共同開発の機体で,展示されているのは模型ではなく実機らしいです.今回の航空宇宙展ではヘリコプターの展示が多く,熾烈なシェア争いをしているのが伺えます.

最後にエアバスブースのA380(多分!)です.中の客室が再現してあり,実際の機体の大きさを感じることが出来ました.一度は乗ってみたいですね.
ブログの内容が写真ばかりなのは,僕自身の記憶が曖昧だから内容が多すぎて詰め込めなかったからです.
こんな投げやりな紹介でしたが,少しでも皆さんに航空宇宙展の雰囲気が伝われば幸いです.



2016年11月7日月曜日

猫 with ドローン



今週は東海大学湘南キャンパスで建学祭が行われました.
私達SAPも参加しましたが,詳しい報告は次回の記事をお楽しみに.

さて,本日のブログのタイトルから,不穏な内容を想像するかもしれませんが心配はありません.

このように,レース用ドローンフレームにFPVカメラの代わりに猫を搭載しただけです.

※SAPの猫は特別な訓練を受けています.一般の猫は決して真似しないでください.

第19回飛行ロボコン 出場のお知らせ

  こんにちは、学生航空機プロジェクト(SAP)です。 厳しい残暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。 本プロジェクトは9月23日・24日に行われる飛行ロボットコンテストに向けての準備の大詰めを迎えています。 冒頭の画像は制作中の機体「Peregrine Mk.III...