とくに先日は慶応大学のSFCで行われた国際ドローンレースの選考会にも参加しました.

開発を続けていたトライコプターで出るも,FPVというものの難しさを痛感する結果となりました.
FPVはゴーグルやモニタを見るので改正された航空法のなかでは目視外飛行という扱いになるため,
国土交通省に飛行許可申請をしなければなりません.
つまるところ,いままでのように気軽に練習ができないのです.
それにFPVでは目視の感覚とは全く異なるものを要求されるので墜落もしばしば.
そこで,練習をするためにも頑丈で軽量な機体を開発することにしました.

まずは市販のフレームで180クラスがどの程度の重さになるのかを検証してみます.
飛ぶための最低重量,写真の状態で224g.
まだまだ軽量化のできる部分があるので案外200gを切るのは簡単そうです.
ちなみに200gにこだわるのは航空法の適用される無人航空機の基準が200g以上の機体で,
それ以下の航空法が適用されないものはおもちゃに分類されるからです.
簡単な説明なので省いていますが面倒な基準になっているのでそこは調べてくださいね.
いままではアマチュア無線の免許と無線免許状があればFPVができましたが,現在はこれに加え
国交省の飛行許可申請が必要なのです.
とにかく踏まなといけないステップが非常に多いので大変ですが,勉強にもなるので
お金と技術に自信がある人は是非挑戦してみましょう.
そういった技術や情報も手に入るので興味のある人はSAPに参加しましょう!
さて,U200の軽量機体を設計します.

今回は3DCADも活用して電装類の配置も予めシミュレーションしました.
大きさは130クラスで3インチのプロペラのみが使えます.詳細はまたこんど.
材料は例によって航空ベニヤであるものの,小さくすれば強度も取れると思ってのこと.
場合によってはグラスクロスで補強はする予定.落とさないように飛ばすという方針は変わりません.

フレームが完成.新しい機体を作るたびに部品の数がどんどん減っていきます.
サイズ感はこんな感じで,電装のパーツの到着待ちです.
きょうはここまで